
塗装知識集
チョーキングとは?
外壁などを触ると手に白い粉上のものが付く現象です。塗膜が硬くなり表面にひび割れを生じると、塗膜内部に水分が侵入し、中の顔料などが表面に流れ出てくる現象です。
塗膜が伸縮性を失っているサインになるので、一般的にはチョーキングは塗り替えのサインといわれています。
縁切りとは?
カラーベスト屋根塗り替えの際に必要となる作業です。カラーベストの重なり部分を塗膜で塞いでしまうと、裏面に雨水が溜まってしまい、コンパネなどの釘をつたって雨漏りの原因となります。その為、塗り替え後には塞いでしまっている部分を皮スキなどで切る作業が必要となります。タスペーサーというものを使用すると、縁切りの作業を省くことが可能となります。
遮熱の原理は?
遮熱塗料は一般的に、塗料に中空セラミックを配合することにより、表面への日射を反射して温度を軽減するというものです。断熱や排熱塗料とは原理が異なります。
リフティング現象
水性系下地の上に溶剤系を塗ってしまった際に起こる現象。溶剤が既存の水性塗膜を溶かしてしまい、ふやけたような表面になってしまうこと。
既存塗膜の下地との密着がかなり悪い場合に、上から塗った塗料の乾燥による収縮でリフティングを起こす場合も稀にあります。塗装屋さんの用語では『塗膜を起こす』と表現されることもあります。
エポキシ塗料とは?
自然乾燥ではなく硬化剤により乾燥させるタイプのものを指します。二液性と一液性があり、二液性は硬化剤を添加して使用するタイプとなります。下地を固める力があるので、主に下塗りで使用されます。アステックでは、エピテックプライマー、エピテックWEプライマー、バンノウEPOシーラーがエポキシタイプとなります。
艶無しと艶ありの違い
艶無しの塗料は、仕上がりの表面が凹凸になっているものが多いです。それにより、表面に当たった光を乱反射させて艶を落とすという原理です。凹凸している分だけ汚れが付着しやすいという弱点はあります。
ブラッシング現象
水性塗料が乾燥硬化する前に塗料表面に水分が付着し、乾燥後に表面が微小に凹凸になってしまうこと。(目視では凹凸の確認は不可)その為、塗膜表面の艶がなくなってしまうことがあります。品質に対する保証となります。明らかな退色などが主な対象概要です。
インターバルとは?
塗料には、工程間の乾燥時間がメーカーにより指定されています。その為、『工期が短くなる』『1日で全て終わる』などの謳い文句で営業を書ける業者には注意が必要です。
このインターバルを十分に守らないと、塗膜が性能を発揮せず、早期剥離などの現象を引き起こします。
白華現象とは?
RCやモルタルなどの内部に水が浸入し、その水分が蒸発する際に中のカルシウム分も流出して表面化してしまう減少。外溝やブロックなどに多く、表面に白い液が付着したような外観となる。
外溝などは地面の水を吸い上げたりするので、住宅用塗料では施工不可な場合が多いです。
凍害(爆裂)
カラーベストなど水を含みやすい材料で起こる現象。水を含んだ状態で夜気温が下がると、内部の水が凍結・膨張し、材料に亀裂などが生じる。その為、東北や北海道では、屋根にカラーベストは使用しません。(金属が多いようです)
不陸調整とは?
下地の凹凸を平らにする作業のこと。
山立てとは?
マスチックローラー(鎖骨ローラー)でフィラー(下塗りの一種)を厚く付け、表面に模様をつけること。ゆず肌仕上げなど、仕上げの種類は様々です。
塗膜を劣化させる要因は?
最大の原因は紫外線と水分です。そのほかには、温度差、酸・アルカリ成分、塩分などがあります。温度差や塩分などはかなり専門的な話になります。塗膜劣化の要因のほとんどを紫外線と水分が占めます。
三点接着とは?
コーキングを打ちかえる際に、両側面と裏面の3点が構造部材などと密着してしまう状態。3点が接着すると、コーキング本来の伸縮機能を果たせないため、3点接着を防ぐためにバックアップ材というものを使用します。アステックの構造サンプル(大きいもの)の目地部分に貼ってある、青いフィルムのようなものがバックアップ材です。
漏水の可能性があるクラック
0.3mmを超えると漏水の危険性が高く、雨漏りしていなくても既に内部に水が浸入している可能性が高いといわれています。目安として、一般的な名刺の厚みが0.3mmといわれています。
塗料の燃性
水性塗料でも、樹脂の原料には石油が使用されているので燃えます。(アステックも一般塗料も)不燃性なのは、特殊な無機系塗料の一部のみです。
下塗りと上塗りが密着する要因
物理的要因:表面の凹凸による密着・成分的要因:成分同士の密着(結合)によるもの
レベリングとは?
塗膜が乾燥する際に平滑になっていくこと。ローラーの跡(ローラーマーク)が残りにくいものはレベリングの良い塗料といえます。
タッチアップとは?
塗り忘れや他塗料が付着してしまったところなどを、刷毛などで修正していく作業のこと。塗装専門用語では『刷毛で拾う』という表現をします。





